専門里親とは

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児童相談所は、児童福祉法第12条に基づいて設置され、市町村の児童相談業務への援助とともに、専門的な知識および技術が必要な児童に関する相談に応じ、医学的・心理学的診断などの結果に基づき、必要な指導・処遇を行う児童福祉行政の専門機関です。
児童福祉司、心理判定員などによる児童相談(巡回相談)、ひきこもり対策、児童虐待防止、里親制度の運営、その他関係機関との連携による事業などを行っています。

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専門里親とは

「専門里親」とは、虐待を受けた子供、非行歴のある子供、心身に障害のある子供などを養育する里親のことをいいます。被虐待児童の増加などを背景として、平成14年度に創設された新しい制度です。
こうした子供たちについては、特に温かい家庭環境のなかで養育することが大切であると考えられており、また一般の子供よりも対応が難しい場合が多いことから、同じ里親のなかでも一定の専門性が求められています。


専門里親になるための要件

専門里親になるための条件は、一般の養育里親よりも厳しく、具体的には次のとおりとなっています。

  1. 次に掲げる要件のいずれかに該当していること。
    • 養育里親名簿に登録され、3年以上の養育経験がある者であること。
    • 3年以上児童福祉事業に従事し、都道府県知事が認めた者であること。
    • 都道府県知事が、上記と同等以上の能力があると認定した者であること。
  2. 専門里親研修の課程を修了していること。
  3. 心身ともに健全であること。
  4. 児童の養育についての理解及び熱意並びに児童に対する豊かな愛情を有していること。
  5. 委託児童の養育に専念できること。
  6. 経済的に困窮していないこと。
  7. 児童の養育に関し虐待等の問題を起こしたことがないこと。
  8. 児童福祉法及び児童買春処罰法により罰金以上の刑に処せられたことがないこと。

なお、児童福祉事業への従事経験として認められるのは、具体的には次のような資格のことです。
福祉関係
児童自立支援専門員、児童指導員、保育士、児童福祉司、社会福祉士、精神保健福祉士、心理判定員
保健・医療関係
医師、保健師、助産師、看護師
教育関係
教員
司法・矯正関係
家庭裁判所調査官、少年院教官


里親制度の相談先

里親制度は、厚生労働省が管轄し、実際の事務については、各都道府県や政令指定都市などに置かれている児童相談所で受け付けています。また、お住まいの市区町村の役場の福祉事務所などでもこうした機関への取り次ぎを行っています。


児童相談所への専用ダイヤル

育児や子育てに悩んだ時、虐待を受けたと思われる子どもを見つけた時などに、全国どこからでも最寄りの児童相談所に相談・通告できるようにするため、「児童相談所全国共通ダイヤル」が開設されています。

児童相談所全国共通ダイヤル 189(いちはやく)


全国の児童相談所一覧

全国にある児童相談所を一覧にまとめてあります。所在地や電話番号などを知りたいときは、次のリンク先を参考にしてください。

 全国の児童相談所一覧


里親制度のあらまし

里親制度とは、児童福祉法に基づく制度のひとつであり、保護者のいない児童や、保護者である親の病気や離婚、蒸発などのさまざまな事情により家庭で生活できない児童の養育を、都道府県知事が適当と認めた人(里親)に委託し、家庭的な環境の中で養育しようとするものです。


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