スピリチュアルなエネルギーの過剰

世の中にはスピリチュアルな系統のエネルギーを充電できるという、さまざまなパワーグッズが売られていたりする。
天然のエネルギーが欲しければ、パワースポットと目されている神社仏閣、あるいは山や岬などといった清浄な土地に行って、そこに充満しているパワーを吸い取ってくるということになるが、そうそう気軽には出歩けないという人にとっては、このパワーグッズはきわめて有効なものといえる。

もちろん、パワーグッズと銘打ってはいるものの、ただのまがい物みたいなものも、ないわけではない。
したか、本物のパワーグッズになると、どういう原理なのかはわからないが、本当にスピリチュアルなパワーを蓄積して、いざというときに充電させてもらうことが可能になるのだ。

私もこうしたパワーグッズをかなり持っているが、扱い方に慣れていなかったころには、パワーグッズを寝床に敷いて、そのまま寝てしまうようなこともしばしばあった。
当時はまだスピリチュアルなパワーにはかなり鈍感なころだったが、それでも朝起きた時には、体じゅうがビリビリとしびれた感じになっていたり、気持ちが悪かったり、起きたのに妙に眠気が襲ってまた眠くなったり、あるいは朝起きられずに遅刻するといったことが重なった。

これは実は、パワーグッズによってエネルギーが過剰になった際の、人体の正常な反応であって、たしかに仕事やら何やらのストレスでスピリチュアルなパワーが消耗したら補充したほうがいいのは道理だが、逆に必要以上にパワーを補充してしまうと、副作用のほうがまさってしまうのである。

たとえばの話だが、肉体疲労がひどいからといって、リポビタンDを一気に10本飲んだらどうなるか、考えてみるとわかると思うが、あれとて医薬部外品の一種だから、過剰摂取によって、胃の不快感があったり、吐き気がしたり、下痢をしたりといったことが起きるはずだ。
それと同じで、スピリチュアルなエネルギーについても、適量摂取というのが重要で、過剰摂取は気をつけなければならないのである。