願望が叶ったときの反動

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スピリチュアル界隈の方法で願望が叶ったとき、というよりも、願望が叶いつつあるとき、といったほうが良さそうだが、一時的に反動として、良くないことが起きることがある。
ここでは「反動」と言ってみたが、人によって「メンゲン反応」とか「浄化作用」とか、さまざまな言い方がある。

不幸の度合いというものは、まったくピンからキリまであるが、たとえば、小さなパワーグッズを買ったとき、品物が届いたとほぼ同時に自転車で転んだとか、風邪をひいて3日間学校を休むとか、かわいいところではまあそんなところだろう。
いつもは温厚な上司がいきなり怒り出して関係修復に1週間ほどかかってその期間は気が気でなかったとか、投資をしていたら損切りができなくて1000万円を失ったとか、影響甚大なものではそんなものもある。

運勢を大転換としようとするときには、いったんしゃがんでジャンプするときと同様に、意図した方向とは反対方向に進んだ上で反動を利用しなければならないということなのか、それとも、過去に蓄積されたさまざまな不運のかたまりをいったん払い落とすということなのか、人によって解釈もさまざまだが、ともかくも、いったん不幸になるというのは共通している。

こうした一時的な不幸を避けるにはどうすればよいか、なかなか特効薬というのは見つからない。
これはパワーグッズを買ったとか、呪文を唱えてオカルト的手法で対応したとか、神仏に祈願したとか、潜在意識に願望をインプットしたとか、どのような方法であれ、少なからず起きるようである。
潜在意識にインプットするのであれば、あらかじめ反動が起きないようにという内容を入れておくのもよいし、グッズで願いごとを叶えるのならば、グッズを握りしめて反動がおさまるように祈るというのも、ある程度不幸の度合いを緩和するのには役立つかもしれない。
ただし、医薬品などと同様に、副作用のリスクが少ないものほど効果もあまり期待できないというこもあり得るので、どの程度の反動までであれば耐えられるかという、その人の好みの問題、選択の問題でもある。