人工精霊づくりに行き詰まったとき(4)

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「人工精霊づくりに行き詰まったとき」で書いたプロセスを実践してみて、それでも上手くいかないという場合は、人工精霊の設定を夢のなかに呼び出すという手段がある。
人工精霊やタルパと「明晰夢」の中で交流したり、願望実現の行動をさせたりといったテクニックは、初心者にとっては難しいもので、そもそも「明晰夢」を見るテクニックをはじめに習得しておかなければ困難である。
ならば「明晰夢」ではない、通常の夢の中に繰り返し登場させて意識付けをしようというのが、ここで記載する方法だ。

人間が夢に見やすいのは、過去のトラウマや前世の体験などのスピリチュアルなことも少なからずあろうが、大方は会社や学校での出来事の振り返り、日常的に気になっていること、興味を持っていることなどが主になる。
また、すぐに眠れといっても人間はそうたやすくは眠れないものだが、考え事をしていて頭が疲れているとき、ハードな運動をして肉体が疲れているときには、容易に深い眠りに就くことができる。
この2つをミックして、俗な手段で人工精霊づくりに活かそうということだ。

まずは先のブログ記事で書いた人工精霊の設定資料を作るというのは必ず前もって行っておく。
その上で、たとえば「『信長の野望』で一条兼定プレイ」のように、無茶苦茶な難易度のゲームに延々と時間を費やして脳みそを疲れさせるのだ。
ゲームの登場人物のエディターが付いているソフトであれば、人工精霊の設定そっくりのキャラクターを作っておいて、それで高難易度のプレイをするというのが最も良いかもしれない。
ゲームが終わって疲労がピークに達したら、人工精霊の設定資料を熟読して、あとは寝るだけだ。
こんなゲームの廃人プレイを何度かやっていれば、知らないうちに人工精霊として設定したとおりのキャラクターが、夢の中に登場してくれるはずだ。
夢の中で普通に会話できるようなレベルになれば、いざ現実に人工精霊を作った場合も、たとえ最初は視覚的に感知できないにせよ、かなりの確度で勝手に成長してくれる。