ラジオニクスについて

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数字をいくつか組み合わせた羅列が、なぜか特定の波動を生み出すということを応用した波動魔術が「ラジオニクス」とよばれるものだ。

0から9までの数字を何ケタか組み合わせたものが「レート」とよばれ、目的によりふさわしいレートを選ぶというのが、ラジオニクスの醍醐味ということになる。

そんなおかしなことがあるかと思われるかもしれないが、たしかに数字というのは何らかのスピリチュアルな波動を生み出しているものらしく、これは数字が世界中で使われていて、潜在意識に作用しやすいということが関連しているのかもしれない。

このレートは、たとえば3ケタ程度の数字よりも、6ケタ、9ケタ、12ケタといった複雑なもののほうが、より精妙なスピリチュアル波動を出しうるものと考えられている。
なので、民間で「ラジオニクス装置」として売られているものは、精妙なレートが設定できるものほど高価であり、信じない人にとっては詐欺に思われるかもしれないが、数十万円から100万円くらいはするのである。

このラジオニクス装置には、レートを設定するための、0から9までの目盛りがついたダイヤルのようなものがたくさんついていて、これで1ケタごとに数字をあわせてスピリチュアルな波動を設定し、特定の物、あるいは人物に対して照射をするのである。
中には微弱な電流を流しているようなのだが、これは電気というものがまだめずらしかった時代の遺物だともいわれていて、実はインターネット上を探してみると、紙でラジオニクス装置の代替物をつくったという話まである。

紙でつくれるくらいなら、まったく数十万円を払って本物を買うのもどうかしているが、そのどうかしている私は、若気の至りではるか以前に数十万円を出してラジオニクス装置を買って、実際に望む波動を出してみたことがある。

はっきりいって、この当時はまったくよくわからなかったし、少なくとも3ケタという粗い波動しか出せないものだったので、効果はほとんどなかったというのは残念のきわみだった。

もし興味がある人は、かならず紙のラジオニクス装置といったことでインターネットで検索をかけるとよいと思う。
実際のところ、紙でも十分に役立つし、何十万円も出してできそこないの機械を買うよりははるかに賢明といえる。

ただし、紙だからニセモノだろうと思い込んでしまう、値段が高ければ効果があると勝手に思い込んでしまうといった心的な傾向がある人は、その時点でもう効果を得ることには失敗しているかもしれない。
信じることが大事というのは、マインドを扱う上での鉄則であるからだ。