第三の目の映像

パソコンの内部か何かのだろうか、コンデンサやら抵抗やらといった電子部品が巨大なスケールで見えている。
電子部品が巨大に見えるというのは、部品そのものが巨大化したか、はたまた自分自身が小人になったかのどちらかだろうが、どうも後者のようで、基盤の上を小人の自分がハンググライダーで飛行しているような光景に思えた。
なので部品に刻印された製造番号のような数字も空からはっきりと見える。
数字がいくつも連なっていたり、本当は何オームかを示しているだけのはずの、抵抗の色鮮やかな帯のコントラストなども楽しく思えた。
ちょうどとある仙道の本に、自分の中にある先天の気を練りあげて、自分の霊的な分身である陽神をつくり、それに薬瓶の中を探検させたところ、錠剤の表面のざらついた感じや、美しい幾何学模様のようなものが見えたというのがあったが、こんな感じをいうのだろうか。

もうひとつ、空から青々とした地上の光景を眺めるというのがあって、これはグーグルアースあたりで航空写真を見ているのとまったく同じ光景だ。
なぜかは知らないが、一点にフォーカスして直滑降をしてみると、ピンク色のワイシャツを着た中年男性の頭上に出た。
自分には平原に立っているその男の頭のてっぺんが見えている。
ただそれだけの光景なので、何の予知なのか、それとも実際の風景なのか、頭のなかでつくりだした夢のようなものか、特別な意味があるのか、あいかわらずよくはわからない。