神社に呼ばれるとは -三嶋大社

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三嶋大社も今ではかなり参拝回数も増えた気がするが、最初にここを訪れたのは、高速道路の沼津インターを降りて、やはり道に迷ったか何かだったかと思う。

気づくと何故か門前、というか鳥居の前にいる、というパターンだが、三嶋大社に着いたときにはちょっとしたアクシデントがあった。

三嶋大社には専用の駐車場があるのだが、車の運転席から遠目に見て、どうもその看板の表示が「満車」になっているものと勘違いしてしまって、しばらく周辺に安い民間の駐車場でもないかどうかと、ぐるぐる回っていたのだ。

せっかく目の前に神社があるところまで来たのに、なぜこんなにも駐車場ごときを探すために遠回りさせられるのかと、実は内心憤慨していて、あまりこの三嶋大社とは相性が良くないのだなと勝手に思っていた。

しかし、ようやく近場で安い有料駐車場を見つけることができ、車を降りて神社に向かうことにした。たぶん、駐車場に入るまで、あの神社の周囲の道を20分くらいは駐車場探しのために回っていたと思う。

しかし、神社の拝殿につくと、ちょうど8時30分ころだったか、巫女をはじめ、神社に仕えている人達がいっせいに大祓詞を唱え始めるという場面に行き会うことができた。大祓詞というのはやはり多人数で唱えるとかなりの波動というか何というか、壮観なものである。「瀬織津姫」が出てくるあたりなどは本当に体がぞくぞくする感じだ。

周りには私以外の参拝者もそれなりに居たので、この時刻にこうして神社で一同が集まるということをみな知っていたのだろうが、私ははじめて訪れてこのタイミングだったので、たいへんに感動したことを覚えている。

結局のところ、駐車場が見つからなくて不幸だと思っていたのはまったくの些事であって、時間調整でこの場面を見せていただけたということに、よほど感謝しなければならなかったということになる。

小さな話かもしれないが、不幸か幸運かというのは、終わってみないと本当にわからないものだ。

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