里親制度と関係機関




里親として里子を養育する上では、さまざまな機関との関わりが生まれます。特に関わりの深い機関としては、次のようなものがあります。

児童相談所

児童相談所は、里親としての登録、里親・里子のマッチングなどの初期の段階から大きく関わってきます。ここには担当の児童福祉司がおり、定期的な家庭訪問によるアドバイスなどもあります。

福祉事務所

福祉事務所は、都道府県、市町村に置かれていいる福祉の総合窓口です。児童相談所とともに家庭訪問などに同行することもあります。また、家庭相談室を開設しており、専門の家庭相談員も配置されています。

民生委員・児童委員

民生委員は児童委員を兼ねており、市町村内の各エリアごとに置かれ、さまざまな地域での相談ごとに当たっています。なかでも児童福祉に関することがらを専門的に担当する人は主任児童委員とよばれいます。

保健センター

各市町村には保健センター、ヘルスケアセンターなどの施設があり、乳幼児健診や予防接種などの保健事務を行っています。また、保健師が常勤で配置されているため、発育相談などの相談にものってもらえます。

学校

里子が学齢期を迎えると、学校での生活は里子にとって大きなウエイトを占めるようになります。このため、児童相談所とともに、学校、特に担任教師への相談・連携が不可欠になります。

里親制度についての相談機関

里親制度に関する相談機関として、それぞれの都道府県、政令都市、一部の中核市が設置している児童相談所があります。

児童相談所は、児童福祉法第12条に基づいて設置され、市町村の児童相談業務への援助とともに、専門的な知識および技術が必要な児童に関する相談に応じ、医学的・心理学的診断などの結果に基づき、必要な指導・処遇を行う児童福祉行政の専門機関です。

里親制度に関わる事務のほか、児童福祉司や心理判定員などによる児童相談(巡回相談)、ひきこもり対策、児童虐待防止、その他関係機関との連携による事業などを行っています。


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