オレンジサロン 石蔵カフェは、大谷石でてきた石蔵の内部を活用したコミュニティーカフェです。
若年性認知症の人と家族の居場所づくりのため、(社)認知症の人と家族の会栃木県支部が企画したもので、宇都宮市の生きがい対応型デイサービス「わいわい道場宿」敷地内にあります。
メニューはコーヒーなどの飲み物、ケーキ、地元産野菜を中心にしたランチなどとなっています。
家族の会の世話人、認知症サポーターのほか、認知症の人がサポートを受けながら、可能な範囲で接客や配膳、食器洗いなどを行っているほか、不定期でコンサートなどのイベントも開催されています。
「コミュニティカフェ」は、飲食の提供を通じて、地域における人々のたまり場や居場所となっている空間のことを指しています。
その土地ならでは食材や食文化を採り入れたスローフードを看板メニューにするもの、使われなくなっていた古民家や中心市街地の空き店舗を改装して有効活用したもの、地域の人材を講師に招いて定期的に講座やイベントを開催しているもの、子育てサロンや高齢者サロンを併設しているものなど、全国各地でさまざまな形態のものが生まれています。
注意 : サロン形式のコミュニティカフェの場合、食事の料金とは別に、入場にあたって利用料(数百円程度)が必要になる場合がありますので、それぞれ主催者のホームページでご確認ください。
オレンジサロン 石蔵カフェの所在地や地図は次のとおりです。
(モバイル用地図が見づらい場合は パソコン・モバイル兼用ページ の地図をご覧ください。)
名称 | オレンジサロン 石蔵カフェ |
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郵便番号 | 321-3237 |
所在地 | 宇都宮市道場宿町1131 |
電話番号 | 028-667-0365 |
ホームページ | [リンク先にジャンプ] |
営業時間 | 第2木曜日(11:00-15:00)、第3日曜日(13:00-16:00) |
備考 |
コミュニティカフェは、必ずしも営利を目的としているわけではないことから、その運営に際して赤字となってしまうケースがしばしばあります。
それ以前の問題として、施設の改築・リフォームや設備の購入などの、開業資金をどのように捻出するのかも重要です。
そこで、コミュニティカフェの開業や運営にあたり、公的・公共的団体の補助金・助成金制度などを活用するという手段があります。
たとえば、自治総合センターの「コミュニティ助成事業」(宝くじ助成)、三重産業支援センターの「みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金 地域資源活用型」、朝日新聞厚生文化事業団の「ともにつくる認知症カフェ開設応援助成」など、公共的団体が独自の補助メニューをもっている場合があります。
この場合、補助金や助成金の条件として、
また、特に行政の場合、惰性による公費支出の無駄な増大を防ぐため、「サンセット方式」といって、3年から5年程度の期間で補助メニューが廃止されてしまうことがあります。
そのため、開業資金は補助金の交付によって目処がついたとしても、その後の運営資金は、すべて自己資金を充てなければならないことがあります。