「保護猫コミュニティカフェ てんしんらんまんな★ラッキー」は、飼い主がいない猫を一時預かり里親への譲渡を行う「保護猫カフェ」と、地域の居場所や市民活動の拠点としての「コミュニティカフェ」を両立する目的で、宇都宮大学の東門前にオープンしたカフェです。
スープやサラダ、ドリンク付きのランチメニューが楽しめるほか、ワンオーダーで保護猫との触れ合いもでき、収益の一部が保護猫活動資金に充当されます。
隣接する宇都宮大学の教員(桑島英理佳特任助教)や学生が中心となって運営しており、毎月定期的に保護猫の里親会(譲渡会)も開催されています。
また、宇都宮大学の学内にも捨て猫、野良猫の保護と繁殖防止の活動を行う保護猫サークルがあります。
「コミュニティカフェ」は、飲食の提供を通じて、地域における人々のたまり場や居場所となっている空間のことを指しています。
その土地ならでは食材や食文化を採り入れたスローフードを看板メニューにするもの、使われなくなっていた古民家や中心市街地の空き店舗を改装して有効活用したもの、地域の人材を講師に招いて定期的に講座やイベントを開催しているもの、子育てサロンや高齢者サロンを併設しているものなど、全国各地でさまざまな形態のものが生まれています。
注意 : サロン形式のコミュニティカフェの場合、食事の料金とは別に、入場にあたって利用料(数百円程度)が必要になる場合がありますので、それぞれ主催者のホームページでご確認ください。
保護猫コミュニティカフェ てんしんらんまんな★ラッキーの所在地や地図は次のとおりです。
(モバイル用地図が見づらい場合は パソコン・モバイル兼用ページ の地図をご覧ください。)
名称 | 保護猫コミュニティカフェ てんしんらんまんな★ラッキー |
---|---|
郵便番号 | 321-0943 |
所在地 | 栃木県宇都宮市峰町308 |
電話番号 | 0284-63-2300 |
ホームページ | [リンク先にジャンプ] |
営業時間 | 水・金11:00~14:00、日曜不定期11:00~17:00 |
備考 |
コミュニティカフェは、必ずしも営利を目的としているわけではないことから、その運営に際して赤字となってしまうケースがしばしばあります。
それ以前の問題として、施設の改築・リフォームや設備の購入などの、開業資金をどのように捻出するのかも重要です。
そこで、コミュニティカフェの開業や運営にあたり、公的・公共的団体の補助金・助成金制度などを活用するという手段があります。
たとえば、栃木県宇都宮市の「市民活動助成事業」、千葉県松戸市の「市民活動助成制度」、愛知県岩倉市の「市民活動助成金」など、地域の自治体が補助メニューをもっている場合があります。
この場合、補助金や助成金の条件として、
また、特に行政の場合、惰性による公費支出の無駄な増大を防ぐため、「サンセット方式」といって、3年から5年程度の期間で補助メニューが廃止されてしまうことがあります。
そのため、開業資金は補助金の交付によって目処がついたとしても、その後の運営資金は、すべて自己資金を充てなければならないことがあります。