ポイント
『日月神示』の内容は難解ではあるものの、第二次世界大戦で日本が敗戦をしてから復興することを見通していた予言の書であるとともに、神の世にふさわしい生活の在り方、心構えを記した書であるといいます。
『日月神示』の原文から解釈される意味は何通りもあるといいますが、現在では解読に成功したものが刊本として書店でも流通しています。
この千葉県のあたりには名前が同じ麻賀多神社がいくつかあり、ここはその総本社といわれていますが、それぞれの場所にある麻賀多神社によっても雰囲気はかなり異なっています。
この台方にある麻賀多神社は、周りは木々に覆われているなかに社殿があり、摂社末社がとりまいていて、やはり気高い雰囲気というのがぴったりなところです。
注目は『日月神示』を神界から降ろした神が祀られている、本殿の右後ろのほうにある「天日津久神社」で、外見は石造りの小さなお社に過ぎませんが強力なので、やはり外見からではまったく判断できないということがわかります。
それから、麻賀多神社の境内には、左手の奥のほうに関東一といわれる大杉の御神木があり、こちらは逆に重厚感というか、台地に根を張るようなパワースポットになっているのが特徴的です。
大杉のまわりをぐるっと木道ができていますので、ときどきここでグラウンディング(?かなにかでパワーを自分とつないでいる人の姿なども見かけます。
なお、台方の麻賀多神社の御朱印が欲しいという場合は、いつも神職がいるわけではないので、毎月1日と15日の、午前8時から午後2時のあいだ限定で社務所を訪れることになります。
案内地図
概要
- 所在地
- 千葉県成田市台方1
- 交通手段
- 京成「公津の杜駅」からバス10分、「麻賀多神社前」下車
- 電話番号
- 0476-28-5736
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 和久産巣日神
- その他
- 境内に無料駐車場があります。
印旛国造であった伊都許利命(イツコリノミコト)が、日本武尊の残した勾玉を麻賀多大神として崇め祀ったのがはじまりとされ、歌人として有名な大伴家持も勅使として参拝したとされている由緒ある神社です。
勾玉という名前では皇位のシンボルである三種の神器と同じになってしまうことから、麻賀多神社という名前になったともいわれています。
戦時中には境内の天之日津久神社を参拝した画家の岡本天明が、眉間と右腕に激痛を感じ、そのまま自動書記で予言書『日月神示』を書き上げたところとしても知られます。