ポイント
護国寺の建立を発願した桂昌院は、もとは「お玉」と呼ばれ、低い身分から3代将軍家光の側室となり、やがては将軍綱吉の生母ともなったことから、俗説として「玉の輿に乗る」の語源は、この桂昌院のこととされています。
そのため、お金持ちや身分の高い男性との結婚、いわゆる「玉の輿」を希望する女性の良縁祈願によいパワースポットとされていますが、基本は将軍家の祈願所であったということからも、もっと国家的なレベルというか、個人的な願いごとを携えて参拝する人はあまり多くなかったのではないのかなという印象です。
そんな意味で、波動的に濁った感じになることもなく、パワー全開というよりも、もっとやさしい雰囲気がただよっているところだと思います。
この護国寺では、堂内写真撮影は禁止ですが、本堂の中まで入ることができるようになっていますし、ご朱印の受付も堂内ですので、ぜひ堂内で直接お参りすることをおすすめします。
案内地図
概要
- 所在地
- 東京都文京区大塚5-40-1
- 交通手段
- 東京メトロ有楽町線護国寺駅から徒歩すぐ
- 電話番号
- 03-3941-0764
- ホームページ
- [リンク]
- 本尊
- 如意輪観音
- その他
- 境内入ると無料駐車場あり
護国寺は、徳川5代将軍綱吉の生母の桂昌院の発願によって建てられた寺院で、本尊は桂昌院の念持仏である琥珀如意輪観音で、絶対秘仏とされています。
以後は徳川将軍家の祈願所として栄え、元禄年間に建てられた本堂は国の重要文化財となっているほか、滋賀県の三井寺から移築した桃山時代の月光殿など、多くの文化財を抱えています。
また、境内の裏手は墓地になっており、三条実美、大隈重信、山縣有朋など、特に明治時代に活躍した有名人が眠っています。
以後は徳川将軍家の祈願所として栄え、元禄年間に建てられた本堂は国の重要文化財となっているほか、滋賀県の三井寺から移築した桃山時代の月光殿など、多くの文化財を抱えています。
また、境内の裏手は墓地になっており、三条実美、大隈重信、山縣有朋など、特に明治時代に活躍した有名人が眠っています。