ポイント
吉備の中山の山麓や山上には、吉備津彦神社のほか、吉備津神社、中山茶臼山古墳(大吉備津彦命の御陵といわれている古墳)、教派神道の黒住教本部などがあり、強力なパワースポットです。
吉備津彦神社の駐車場は池の向こう側にありますが、できれば正面の参道から、亀島神社、鶴島神社の鎮座する池を渡って参拝したいものです。
夏至の日光が差し込む本殿は、垣がめぐらされて普段は入れないので、手前での参拝となってしまうのですが、元旦から正月15日までは御垣内が開放されるという、またとないチャンスがあるそうです。
ただし、正月の初詣の時期はかなりの混雑が見込まれるため、車での参拝は避けたほうが無難です。
案内地図
概要
- 所在地
- 岡山県岡山市一宮1043
- 交通手段
- JR吉備線備前一宮駅から徒歩約5分
- 電話番号
- 086-284-0031
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 大吉備津彦命
- その他
- 備前国一宮。池を迂回し正面右手に駐車場があります。
祭神は朝廷から四道将軍として遣わされ、吉備地方を平定した孝霊天皇の皇子・大吉備津彦命であり、のちにその屋敷跡に社が営まれたのが、この吉備津彦神社の始まりとされています。
この大吉備津彦は、昔話の「桃太郎」のモデルであるとされ、山上の中山茶臼山古墳が陵墓に比定され、宮内庁が管理しています。
夏至の日の出の際には、東から昇った太陽の光が、この神社の鳥居正面を経て神殿の御鏡に入ることから、別名「朝日の宮」とも称され、かつての太陽信仰のあり方を伝えています。