ポイント
太宰府天満宮にはじまる天神信仰は全国に拡散していますし、今でも本場の太宰府天満宮を訪れる人は多いので、なかなかのパワースポットになっていると思います。
学業や芸術などの熟達を祈願するのにはやはりふさわしい神社といえますし、御本殿ばかりではなく、境内の心字池という菖蒲が咲く池のほとりや、裏手の摂社、樹齢千年以上の御神木の大楠なども、ぜひ回ってみたいポイントです。
境内からは隣接する九州国立博物館にも行けるようになっていますので、あわせて観覧しても、知的好奇心を満足させられると思います。
ついでながら、太宰府天満宮の名物として「梅が枝餅」という小豆あんの入ったお餅もありますので、茶店や参道の売店で買い求めるとよいと思います。
最近は、境内のもっとも北東にある、九州最古の稲荷といわれる天開稲荷社がパワースポットとして大人気のようですが、あまり多くの人がご利益を求めて大挙すると、逆に念が籠もってしまうので注意かもしれません。
案内地図
概要
- 所在地
- 福岡県太宰府市宰府4-7-1
- 交通手段
- 西鉄太宰府線太宰府駅から徒歩5分
- 電話番号
- 092-922-8225
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 菅原道真公
- その他
- 境内西隣(太宰府天満宮幼稚園向かい)に有料駐車場
菅原道真が太宰府に左遷されて非業の死を遂げたあと、そのなきがらを乗せた牛車が立ち止まった場所が墓地となり、その上に勅命によって社殿が建てられたのがはじまりとされています。
菅原道真が、都を去るにあたって「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」と詠んだことは知られていますが、拝殿の右側には、道真を慕って京都から一夜にして飛んできたという伝説をもつ「飛梅」があります。