ポイント
この大宮の氷川神社(武蔵一宮氷川神社)と、さいたま市の見沼周辺にある中山神社、氷川女体神社は、冬至の日の出の線上に一直線に並んでおり、もとは一体をなしていたという説もあります。
祭神は関東ではめずらしく出雲系ですのでパワーも強く、特に境内の神池は、もとは巨大だった見沼の名残りであり、龍神様が住んでいるともいわれていますので、池の中島にある摂社の「宗像神社」なども参拝してはと思います。
境内の後ろにあたる大宮公園も、もとはこの氷川神社の神域だったところといいますので、あわせて散策をしてもよいでしょう。
神楽殿がある拝殿の前あたり、池の中の宗像神社もさることながら、拝殿から東門を出たところにある摂社の「門客人神社」がいちばんパワーか強そうですが、もとは主に東北地方で祀られる謎の神様のアラハバキを祀っていたとされ、ちょっと他の場所とは独特かもしれません。
正月の初詣客のカウントでも、毎年トップクラスの人数を集めており、関東地方では幅広く知られ、人気がある神社のひつということができます。
案内地図
概要
- 所在地
- 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
- 交通手段
- JR大宮駅から徒歩約15分
- 電話番号
- 048-641-0137
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 須佐之男命・稲田姫命・大己貴命
- その他
- 境内入口(勅使斎館わき)に無料駐車場あり。
この神社の存在は「大宮」という地名の由来にもなっており、源頼朝が社殿を再建するなど、多くの武士の崇敬を集めました。
武蔵国一宮として(一説に小野神社とも)栄え、明治時代に首都が東京に移ると、明治天皇の親拝を受けるとともに、「勅祭社」として指定されています。