ポイント
国王神社は、解説のとおり平将門を祀る神社で、あるときは朝敵とされたり、怨霊とされたり、英雄とされたりと、評価がその時々の政治状況に翻弄される面がありましたが、いずれにしてもその威力を恐れられた存在であることは間違いありません。
国王神社のまわりは宅地になっていますが、境内そのものは林に囲まれたちょっと薄暗いところにあり、参道の奥にあたる茅葺きのそれほど大きくはない社殿のなかには神像の写真などが展示されています。
ここは写真を見ただけでも敏感な人には感じ取れると思うのですが、境内に入った瞬間にどきどきが止まらないくらい、かなり土地のエネルギーが強いパワースポットになっていて、全国いろいろなところを回ったなかでもかなり印象的な神社でした。
案内地図
概要
- 所在地
- 茨城県坂東市岩井951
- 交通手段
- 常磐道谷和原インターから車で25分
- 電話番号
- 0297-35-2395
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 平将門
- その他
- 境内わき(県道沿い上岩井公民館)に無料駐車場。「國王神社」が正式。
国王神社は、承平天慶の乱で関東全域を支配し「新皇」を名乗った平将門を祭神とする神社です。
平将門の三女・如蔵尼が、父の三十三回忌にあわせて木像を刻み、その終焉の地に祠を建てて祀ったのがはじまりといわれています。
平将門は朝廷に反旗を翻した逆賊としての評価がある反面、地元や関東の武士からは英雄視されていた面があります。
江戸時代の茅葺きの社殿、ご神体の木像ともに、茨城県の重要文化財となっています。
平将門の三女・如蔵尼が、父の三十三回忌にあわせて木像を刻み、その終焉の地に祠を建てて祀ったのがはじまりといわれています。
平将門は朝廷に反旗を翻した逆賊としての評価がある反面、地元や関東の武士からは英雄視されていた面があります。
江戸時代の茅葺きの社殿、ご神体の木像ともに、茨城県の重要文化財となっています。