日本パワースポット探訪

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大杉神社

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大杉神社

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この大杉神社ですが、国道125号を車で走っていると、写真のようにいきなり極彩色の建物があらわれるので、「あんば日光」という異名もあるとおり、かなり目につく神社です。

天狗の石像があったり、性神が祀られていたりと、古くからの神道というよりも、どちらかというと仏教的、民間信仰的な色彩があって、それがこの大杉神社の特徴といえるかもしれず、パワースポットとしては、意外にも見た目の派手さほどは強烈なところではありません。

社殿には龍や仙人などの極彩色の彫刻があり、これは江戸後期の磯辺儀左衛門や島村圓鉄といった名工の手によるものですので、見ているだけでも飽きないと思います。

何でも叶える「夢むすび大明神」がキャッチフレーズになっていますが、派手な社殿の雰囲気にあわせて、金運、縁結び、出世開運、子宝、ギャンブルなど、願い事のほうも普通の神社とは違って派手な感じでも問題なさそうです。

この神社の摂末社に祭神不明の「勝馬神社」がありますが、JRAの美浦トレーニングセンターが近いことから競馬関係者や競馬ファンも多く訪れていて、「勝馬守」という御守りもあるそうです。

地球のイラスト案内地図

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概要のイラスト概要

所在地
茨城県稲敷市阿波958
交通手段
圏央道稲敷インターから車で3分
電話番号
029-894-2613
ホームページ
[]
主祭神
倭大物主櫛甕玉命、大己貴命、少彦名命
その他
国道の交差点から入り境内裏手に無料駐車場あり。
大杉神社は、通称「あんば様」として崇められる神社で、関東地方や東北地方一円にある大杉神社の総本社となっています。

伝えによれば、神護景雲元年、日光開山の勝道上人が、疫病の退散をこの地にあった杉の巨木に祈願し、祠を建てたのがはじまりとされています。

もとは源義経家臣の常陸坊海尊が社僧を務めていたという、大杉神社に隣接の安穏寺が管理をしており、常陸坊海尊には天狗になったという伝説があることから、天狗信仰とのかかわりもあります。

昔から航海安全や悪病除けの御利益で知られており、特に江戸時代には流行り神化して、お囃子と踊りに乗せて疫病を村から村へと送り出すという信仰の中心となりました。

今でもこの大杉神社の祭礼では、国の選択無形民俗文化財である「あんば囃子」の舞曲で盛り上がるほか、周辺にも同様の芸能が伝わっています。

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