ポイント
「恐山」というとむやみに怖いイメージがありますが、実際は大地の活発なパワーが感じられる場所で、そこかしこから硫黄の臭いと湯気が立ちのぼる温泉地帯となっています。
境内にも参拝者であれば無料で浸かれる温泉(湯屋)がありますので、参拝がてら温泉を楽しんでエネルギーをとり込むのもよいですし、本格的には宿坊なども整備されていますので、宿泊をするのも良いといえます。
たしかに亡くなった人の霊が集まりやすい場所ではあると思いますが、エメラルドブルーの水を湛えた宇曽利湖の砂浜(?)の「極楽浜」などは、美しい風景ともあいまって、逆におすすめの場所といえます。
境内の散策路も、うまい具合に地蔵殿(本堂)→地獄→極楽(宇曽利湖)という「生まれ変わり」を促すような配置になっていますので、人生を新しく出直したいという人には良いかもしれません。
案内地図
概要
- 所在地
- 青森県むつ市田名部字字曽利山3-2
- 交通手段
- JR下北駅からバスで40分
- 電話番号
- 0175-22-3825
- ホームページ
- [リンク](むつ市観光協会)
- 本尊
- 地蔵菩薩
- その他
- 無料駐車場あり。入山料500円。5月~10月末まで入山可。
恐山は、高野山、比叡山とともに「日本三大霊場」とされており、貞観4年(862)に慈覚大師が夢のお告げで開基したという恐山菩提寺があります。
7月の恐山大祭の時期には、死者の霊を降ろして口寄せをする、有名な「イタコ」が境内の小屋掛けに出張してきます。
境内には「血の池地獄」などの地獄を連想させる岩だらけの風景が広がり、小路を抜けると宇曽利湖岸の「極楽浜」へとつながっています。
7月の恐山大祭の時期には、死者の霊を降ろして口寄せをする、有名な「イタコ」が境内の小屋掛けに出張してきます。
境内には「血の池地獄」などの地獄を連想させる岩だらけの風景が広がり、小路を抜けると宇曽利湖岸の「極楽浜」へとつながっています。