ポイント
下鴨神社の糺の森は、京都でも最高のパワースポットかと思われますので、西参道の駐車場から横着してそのまま本殿に入るよりも、やはり水と緑に囲まれた表参道をゆっくりと歩いてみたいものです。
本殿の手前には「言社」(「えとの社」)といって、干支ごとの守護神が小さな社に祀られていますので、自分の干支に応じて参拝するとよいとされています。
また、有料にはなりますが、一般の人がお参りできる本殿エリアのさらに奥の「大炊殿」の特別拝観が可能な時期がありますので、チャンスがあればぜひ巡ってみるとよいでしょう。
中門の東側にある厄除けの神様「御手洗社」も、御手洗池の清らかな水に包まれよい雰囲気ですし、さらに楼門前の「相生社」は、2本の木が途中で合体して1本になった「連理の賢木」が立つ場所で、縁結びにご利益が大きいとされていて、若い女性がひっきりなしに祈願のために訪れています。
案内地図
概要
- 所在地
- 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
- 交通手段
- JR京都駅からバス約20分
- 電話番号
- 075-781-0010
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 賀茂建角身命別(西殿)・玉依姫命(東殿)
- その他
- 西参道、表参道にそれぞれ有料駐車場あり。
応仁の乱の舞台ともなった広大な社叢の原生林「糺の森」(ただすのもり)は、12万平方メートル以上という面積を誇り、その中心には直線的な参道が走っています。
この森からは、平安時代の祭祀遺構が発掘されており、境内全体は世界遺産として登録されているほか、本殿は国宝にも指定されています。
『方丈記』を書いた鴨長明は、この下鴨神社の摂社にあたる河合神社の祢宜の子で、鴨長明が暮らしたとされる方丈が、境内の一角に復元されています。