ポイント
宇佐神宮の境内はかなり広く、水が廻る菱形池や、木々に包まれた亀山など、多様なスポットがあり、亀山の山上の「上宮」、山麓の「下宮」に分かれています。
いちおうパワースポットとしては、本殿脇の樹齢800年の「御神木」が健康長寿や出世開運に、上宮に向かう石段の途中の変わった形の敷石「夫婦石」が恋愛運アップに、神宮寺であった弥勒寺跡近くにある「願掛け地蔵」は一生に一度の願い事に、それぞれご利益があるとされています。
もっとも、あまりそうした個々のパワースポットにこだわるよりも、「上宮」の本殿の前そのものが障害克服などの強力なパワースポットになっているかと思いますので、すなおに参拝してご利益にあずかったほうがよいのではないでしょうか。
宇佐神宮の成り立ちには謎めいた部分もあるといわれますが、古くから武運長久、安産・子育て祈願などで信仰されており、参拝方法も特殊で、「二礼四拍手一礼」が正しいとされています。
案内地図
概要
- 所在地
- 大分県宇佐市南宇佐2859
- 交通手段
- JR日豊本線宇佐駅から車で約5分
- 電話番号
- 0978-37-0001
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 八幡大神(応神天皇)・比売大神・神功皇后
- その他
- 境内入口に有料駐車場数か所あり。
御許山には元宮といわれる大元神社がありますが、現在地に社殿が造立されたのは奈良時代の神亀2年のこととされています。
宇佐神宮は、八幡大神(応神天皇)、比売大神、神功皇后を祭神とし、伊勢神宮に次ぐ「第二の宗廟」として、古くから皇室の崇敬を受けており、弓削連道鏡が皇位を簒奪しようとしたときに、勅使の和気清麻呂に託宣をして防いだという「宇佐八幡宮神託事件」はよく知られているところです。
源氏が八幡神を武門の神として信仰したことから、中世以降、在地の武士たちの手によって全国各地に勧請されています。
朱塗りの本殿は、複数の建物を連結させた「八幡造」とよばれる特殊なつくりで、国宝にも指定されています。