ポイント
淡路島にある伊弉諾神宮は、一の鳥居からまっすぐに参道が伸び、途中に放生の神池を経て、神門、拝殿へとつながっており、清々しく安らげるような印象のあるパワースポットといえます。
この放生の神池は、もとは伊奘諾尊の陵墓とされた古墳の周濠の一部であったという説もあるそうです。
伊弉諾神宮は、国産みを終えたイザナギの幽宮(かくりみや)、要するに隠棲の地であるという話があるそうで(近江国の多賀大社にも同じ伝説があり、『古事記』の神話にいう「淡海の多賀」が「近江国」なのか「淡路国」という解釈の違いだそうです。)、夫婦円満、良縁、健康長寿などのご神徳があります。
拝殿の近くには安産・子授けによいとされる「夫婦大楠」(めおとおおくす)という巨大なご神木があり、ここもやはり昔から慕われていたパワースポットということができます。
また、拝殿そのものもそうですが、その背後には小さいですが、いくつかパワーの強い摂社があり、これは例えば武神を祀っているとか、御祭神の性格の違いによるものなので、逆にパワーだけを見れば、中央の拝殿よりもはっきりとした印象を受ける可能性があります。
案内地図
概要
- 所在地
- 兵庫県淡路市多賀740
- 交通手段
- 津名一宮ICからバス約5分
- 電話番号
- 0799-80-5001
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 伊弉諾大神・伊弉冉大神
- その他
- 境内入口に無料駐車場あり。
伊弉諾神宮は、『延喜式』にも登場する古社で、淡路国の一宮として崇敬され、地元では「一宮(いっく)さん」とよばれることもあります。
現在の社殿のある場所には、もとは伊奘諾尊の御陵としての古墳があり、禁足地となっていましたが、明治時代に整地の上で国費によって社殿が建てられました。