生島足島神社

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生島足島神社は、真田十勇士で有名な長野県上田市にある神社です。

土地そのものを神格化してお祀りする例としては、各地の国魂神社（国玉、国霊）などがありますが、この生島足島神社は、日本全国の御霊ですので別格といえます。

神社の境内は、真ん中に神池があり、神島に橋を渡して本殿を置く構造になっているのですが、特にこの本殿のある神島はパワースポットになっていて、磐座磐境もありますが、神聖な場所ですので、注連縄を張って立入りできないようにしているところには、むやみに立ち入らないようにしてください。

修験系のような強烈ビリビリのパワーではないですが、清浄無垢な感じでとても雰囲気はよいと思いますし、同じくパワースポットとして知られる諏訪大社との関係性もあります。

諏訪神社の前にある大欅(樹齢800年)は、良縁子宝、安産子育、夫婦円満の御神木とされていますが、ほかにも境内にはかなり年数を経た御神木があります。

生島足島神社は、日本国全体の御霊としての生島大神、足島大神をお祀りする特異な神社で、本殿内殿には床がなく、土間がご神体になっています。

創建の時期は不明ですが、平安時代の延喜式に名神大社としてあらわれていることから、相当に古い時代のもので、大きな池をめぐらして、そのなかに島をつくり、本殿を築いています。

また、武田信玄や武田家臣団の願文、起請文などの古文書が国指定重要文化財「生島足島神社文書」として残されており、一部は境内の歌舞伎舞台で展示されています。

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