ポイント
那須温泉神社そのものはパワースポットというよりも、『奥の細道』の松尾芭蕉が訪れたくらいの健やかなよい雰囲気の場をもつところといった感じで、樹齢800年のミズナラの木もあるなど、自然にも恵まれています。
この神社の御利益としては、身体健全や商売繁昌となっていますが、那須与一にちなんだ「必中心願成就守」なども社務所にありますので、そうした一点突破の願いごとや、温泉にかかわる健康祈願などはよいかもしれません。
パワースポットとしては、この神社の裏手からちょうど見下ろせる位置にある「殺生石」がかなりの代物で、近くに行くと肩から上がぞくっとくるような感じがして、実際に火山ガスが出て進入禁止になることもあるそうです。
この殺生石の手前に「千体地蔵」があり、見た目は賽の河原のようで妖しげですが、ごく最近作られたらしく、殺生石とあわせていわく因縁のあるものではありません。
ただし、神仏習合の時代にはお寺などがあって取り壊された跡らしく、いかにも神社っぽい雰囲気がある那須温泉神社近くのエリアのなかでは、波動的な違いがあるとは思います。
また、那須湯本温泉のはじまりの地である「鹿の湯」も、ある種のパワースポットといえますので、せっかく来たのであれば、この温泉に浸かってポジティブなエネルギーをチャージするというのもおすすめです。
案内地図
概要
- 所在地
- 栃木県那須郡那須町大字湯本182
- 交通手段
- 東北道那須インターから車で15分
- 電話番号
- 0287-76-2306
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 大己貴命、少彦名命、誉田別命
- その他
- 境内や鳥居前に無料駐車場あり
これが観光地として知られる那須湯本温泉であり、白鹿が傷を癒やしていた温泉は「鹿の湯」といい、現在も温泉街のなかにあり、湯治客を迎え入れています。
また、『平家物語』で知られる弓の名手・那須与一は、屋島の合戦のときに扇の的を射抜けるように祈願したという逸話も残っています。
この那須温泉神社に隣接して、鳥羽上皇をたぶらかしたという「九尾の狐」の伝説で知られる殺生石があります。