以下の記事は平成25年に訪れたときの様子を記したアーカイブになります。
ポイント
蕪島神社は、八戸市水産科学館マリエントの近くの蕪島の上に鎮座していますが、ここは島とはいっても陸続きで、丸く海に突き出たようなかたちをしています。
地理的に海からのさわやかな気を感じやすいパワースポットで、ご祭神も弁財天、宗像三神の市杵島姫命ですので、海上安全、恋愛成就、子授け、金運などのご利益が期待できます。
「運開きめぐり」といって、蕪島神社のまわりの小路を3周するとご利益がアップするといわれており、小さな神社で時間もかかりませんので、トライしてみるのもよいでしょう。
最近のアベノミクスではありませんが、名前にちなんで株価上昇祈願に「かぶあがりひょうたん御守」を求める人も多いといいます。
もともとのパワーに加えて「時流に乗っている」という感じがする神社で、金運関係であれば、今なら便乗してみるのも悪くはないのではないかと思います。
7月がウミネコの営巣の最盛期だそうですが、たしかに社殿や駐車場の上空にはウミネコが乱舞してすごいことになっています。
ちなみに、参拝中にウミネコのフンが掛かると「幸運の印」だそうで、神社から「会運証明書」というレアな絵馬型の証明書がもらえます。
案内地図
概要
- 所在地
- 青森県八戸市大字鮫町字鮫56-2
- 交通手段
- JR八戸線鮫駅から徒歩で15分
- 電話番号
- 0178-34-2730
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 市杵島姫命
- その他
- 境内前に無料駐車場 再建実行委員会:0178-96-3363
曽我兄弟の仇討ちで知られる鎌倉御家人の工藤祐経の子・犬房丸がこの地に流罪となり、故郷の江ノ島を思い出して弁財天を祀ったのがはじまりといいます。
また、江戸時代には八戸藩の3代藩主・南部通信が新しく弁財天を勧請して世継ぎに恵まれれることを願ったところ、待望の男子が誕生したことから、代々の藩主の崇敬を集めました。
この蕪島は、ウミネコの繁殖地としても知られており、繁殖期には3万羽ほどが集まるといわれ、国の天然記念物に指定されています。