ポイント
香取神宮は、鹿島神宮と同様に「東国三社」のひとつであり、広大な境内をもち、樹林でおおわれていますが、参道の入口付近には土産物店なども並びます。
経津主大神は剣の神様といわれていますが、猛々しい、荒々しい感じというよりも、美しい日本刀の刃紋を見るような凛としたイメージで、迷いやしがらみを振り切るような願い事をするとよいのではないかと思います。
境内の参道は両サイドの木々の緑があざやかで、途中に池などもあり、すがすがしい感じがしますし、特にこの神池からは何かいるんじゃないかという雰囲気は伝わってくるのではないでしょうか。
香取神宮の黒漆塗りの本殿はかなり大きく、重要文化財にも指定されていますので、じっくりと周囲をめぐるとよいでしょう。
メインの社殿からは徒歩で行ける場所に、地震を抑えているとされるパワースポットの要石や、奥宮などがあり、やはり境内のなかでも強力なパワースポットですが、鹿島神宮と違って、何となく奥宮と拝殿との距離感が大きくないというか、強弱はあっても波動的に全く別物という感じではありません。
案内地図
概要
- 所在地
- 千葉県香取市香取1697
- 交通手段
- JR成田線佐原駅から車で約10分
- 電話番号
- 0478-57-3211
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 経津主大神
- その他
- 参道の入口に無料駐車場があります。
祭神は出雲の大国主命の国譲り神話にも登場する経津主大神で、軍神としてよく知られているところです。
明治時代以前に「神宮」の称号が使われたのは、伊勢神宮のほかは、鹿島神宮、香取神宮のみ(または石上神宮)となっており、社格の高さがうかがえます。
古代には摂関政治の頂点に立った藤原氏から氏神の一社として崇敬されており、奈良の春日大社には経津主大神が勧請されています。
戦国時代には武将の飯篠家直が香取神宮の杜で修行し、経津主大神の啓示を受けて「香取神道流」(新当流)を創始しています。