ポイント
気比大神は食物を司るとともに、海上安全や衣食住全般のご利益があるとされ、敦賀の街なかにあることもあって、かなり多くの観光客が訪れる、一見すると明るい感じの境内ですが、東参道入口の角鹿神社などの摂社が固まる一角は、エネルギー的に濃い目な感じになっています。
社殿は戦災で焼失後に建てられたもので、比較的新しいのですが、表参道の入口にある朱塗りの大鳥居は、江戸時代につくられた「日本三大鳥居」のひとつという堂々たるものです。
東参道からは遥拝できるのですが、向かいの小学校の校庭に「土公」といわれる塚のようなものがあり、気比大神が降臨した古殿地であるとされ、たぶんあちらこそが本物の聖地なのでしょう。
この気比神宮では無病息災・延命長寿によいとされる「長命水」が有名で、お水取りができるようです。
案内地図
概要
- 所在地
- 福井県敦賀市曙町11-68
- 交通手段
- JR北陸本線敦賀駅から徒歩約15分
- 電話番号
- 0770-22-0794
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 伊奢沙別命
- その他
- 表参道、東参道に無料駐車場あり。表記は「氣比神宮」が正式。
気比神宮は、日本海に面した敦賀市の市街地に鎮座する神社で、越前国一宮です。
大宝2年に造営されたと伝わり、古くから「北陸道総鎮守」として重視されてきました。
主祭神の伊奢沙別命(いざさわけのみこと)は「気比大神」と呼ばれ、食物を司る神とされています。
また、本殿には仲哀天皇とその后の神功皇后も祀られていますが、敦賀は古代「角鹿」(つぬが)と表記され、仲哀天皇が行宮を営むなど、かかわりがたいへん深いことが『日本書紀』に記されています。
大宝2年に造営されたと伝わり、古くから「北陸道総鎮守」として重視されてきました。
主祭神の伊奢沙別命(いざさわけのみこと)は「気比大神」と呼ばれ、食物を司る神とされています。
また、本殿には仲哀天皇とその后の神功皇后も祀られていますが、敦賀は古代「角鹿」(つぬが)と表記され、仲哀天皇が行宮を営むなど、かかわりがたいへん深いことが『日本書紀』に記されています。