ポイント
事任八幡宮は国道1号バイパス「道の駅掛川」から気軽に行ける距離にあり、旧東海道が境内の脇を走っていることから、旅行安全などを祈願する人もかつては多かったようですし、社号のとおり、何か目標を立てたときにそれを言葉に出して、言霊の力を信じて祈願をするのもよいといえます。
現在の境内からは、それほど大きな神社という感じはしませんが、木々に囲まれて雰囲気のよいところで、禁足地である社殿の後の山や、磐座がある本宮山の奥宮までを含めると、実際にはかなりの膨大な面積になるのかもしれません。
禁足地の入口には本宮山遥拝所や小祠があり、そのあたりまでは境内の山道を歩いて行くことが可能ですが、それ以降は立ち入らないようにという立て看板が掲げてありますので目印にしてください。
境内には社殿の裏手の杉の木などのパワースポットというべき御神木がありますが、そのなかでも境内の社殿の下の低い場所にあるクスノキは、直接近くに行って手で触れてエネルギーをいただけるようにもなっています。
案内地図
概要
- 所在地
- 静岡県掛川市八坂642
- 交通手段
- JR東海道本線掛川駅から車で約10分
- 電話番号
- 0537-27-1690
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 己等乃麻知比売命
- その他
- 県道(旧東海道)下りて境内入口に無料駐車場。
社伝によれば、成務天皇の時代に創建され、平安時代になって源頼義が武門の神である八幡神を勧請したため、以後「八幡神社」とよばれることもありましたが、戦後になって旧称の「事任(ことのまま)」に復しました。
「事任(ことのまま)」は「願いが言葉のままに叶う」の意味とされていて、清少納言の『枕草子』にも「ことのままの明神」として記載があります。
遠江国の一宮は、この事任八幡宮と森町の小國神社の2つの神社がともに名乗っています。