ポイント
この貫前神社は、参道が高い位置から逆に階段を下りて本殿に向かう「下り宮」の形式になっており、これまで紹介しているパワースポットのなかではかなり独特といえるかもしれません。
本殿は建築物としても見応えのあるものですので、世界遺産となった近くの富岡製糸場とあわせて、観光目的での参拝もありだと思います。
境内は基本的に円満で穏やかな感じですが、本殿左側にある摂社の抜鉾若御子神社なども、社そのものは小さいですが、独自の存在感を放っています。
この貫前神社の正面や後方あたりにはいくつか空き地があるのですが、これはどうも神仏習合の時代の建物を取り壊した跡で、当時はもっと大きかったらしく、現在でも礎石が残るなど、面影というか、存在感が残っています。
社殿の脇のほうからも境内に入れる通路がありますが、やはり表の参道の石段を上から下って社殿に至るのが一番わかりやすく、その社殿の後ろにも御神木がありますので、ぐるっと巡ってみるのがよいと思います。
案内地図
概要
- 所在地
- 群馬県富岡市一ノ宮1535
- 交通手段
- 上信電鉄上州一ノ宮駅から徒歩約10分
- 電話番号
- 0274-62-2009
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 経津主神・比売大神
- その他
- 境内入口付近に無料駐車場あり。
一之宮貫前神社の社殿は、江戸時代に徳川家光・徳川綱吉が整備したものであり、まばゆい極彩色が特徴的で、国の重要文化財に指定されています。
神社の本殿といえば、参道よりも高い位置にあるのが普通ですが、この貫前神社については、総門を入ると階段を下って本殿に至るというめずらしい形式になっており、これは「下り宮」と呼ばれています。