ポイント
雄山神社前立社壇のあたりからは、冠雪した立山連峰が見渡せ、地形的にも立山連峰に源を発する常願寺川を中心とした扇状地の先端にあたっていて、地形的な感覚からしても、なかなか強力なパワースポットだといえます。
現在は境内にある建物はそれほど多くなく、拝殿の前はちょっとした広場のようになっていますので、たたずんで立山から流れ出るエネルギーをいただくとよいでしょう。
中宮祈願殿や峰本社は残念ながら未踏ですが、豪雪地帯のため、峰本社は夏山のシーズン(7月初日から9月末日)だけしか開いていないとのことなので、注意が必要です。
中宮祈願殿は、画像を見た限りでは、前立社壇よりもさらに神仏習合で修験山伏がいたころの濃い雰囲気が強そうな感じがします。
案内地図
概要
- 所在地
- 富山県中新川郡立山町岩峅寺1
- 交通手段
- 富山地方鉄道岩峅寺駅から徒歩約10分
- 電話番号
- 076-483-1148
- ホームページ
- [リンク]
- 主祭神
- 伊邪那岐神・天手力雄神
- その他
- 概要は前立社壇のもの。無料駐車場あり。
雄山神社は、立山山頂に位置する「峰本社」、女人結界の起点にあたる中腹の「中宮祈願殿」、常願寺川沿いにあり立山への入口ともいえる「前立社壇」の3つから構成されていますが、「三者一体」として、どこで祈願をしても同じ御利益があるとされています。
「前立社壇」の本殿は、北陸地方の本殿建築としては最大規模のもので、室町時代に足利義材(足利義稙)が修築したものとされ、国の重要文化財です。
雄山神社は、高瀬神社、射水神社、気多神社とともに、越中国一宮とされています。