日本パワースポット探訪

Visiting Sacred Places of Japan


狭野神社

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狭野神社

ポイントのイラストポイント

霧島山系に展開している「霧島六所権現」としては、坂本龍馬が新婚旅行に訪れたという霧島温泉郷に近い霧島神宮が有名な観光スポットとなってしまっているため、この狭野神社はどちらかといえばマイナーかもしれませんが、それだけにゆっくりと参拝できるのが魅力です。

ここは「狭野杉」として国の天然記念物になっているほどの杉並木の長い参道がトレードマークになっていて、薩摩藩主の島津義弘が朝鮮出兵の際の戦勝祈願のお礼に植樹したものとされ、400年近くの歴史があります。

神社の駐車場からは参道をあまり通らずにショートカットして駐車場に乗り付けて拝殿まで行けるのですが、この杉並木そのものがパワースポット化しているので、できればこの参道を通って参拝するのがよいでしょう。

参道の近くには石造のいかつい仁王像などもあるのですが、垣内の雰囲気はかなり優しくおだやかですので、癒やしを求める人、あるいはわが国初代の神武天皇のように、事業でも学業でも何か新しく始めようとしている人にとっては、特におすすめの神社といえるでしょう。

地球のイラスト案内地図

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概要のイラスト概要

所在地
宮崎県西諸県郡高原町大字蒲牟田120
交通手段
宮崎道高原インターから車で10分
電話番号
0984-42-1007
ホームページ
[](高原町観光協会)
主祭神
神日本磐余彦天皇(神武天皇)
その他
神門の手前に無料駐車場
狭野神社は、神武天皇生誕の地とされる皇子原に創建されたとされる神社で、祭神の神武天皇の幼名である狭野尊にちなんだ社号となっています。
霧島山周辺に位置する神社「霧島六所権現」は、平安時代に性空上人が整備したとされており、以後は狭野神社も「霧島六所権現」のひとつとして、霧島山を道場とする山伏たちの修行の拠点となりました。
霧島山は歴史的に何度も噴火しているため、現在の鎮座地は江戸時代になってからのもので、薩摩藩主である島津家からの寄進などもあったということです。

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