肘のチャクラ

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瞑想をしていると気の巡りが良くなるのか、自然にチャクラが活性化してくることがある。こうした体験の中で、従来から言われていた七つのチャクラのようなメジャーなチャクラのほかにも、人体にはいくつもサブチャクラとも言うべき、やや小さなチャクラが存在しているらしいということを知ることになる。

先だって見つけたのが肘のチャクラで、例えば胸のアナハタチャクラなどのように強力にエネルギーを噴出するわけではないが、そこそこエネルギーが溜まっていそうなものだった。まだこの肘のチャクラにどのような象意があるのかはわからない。左のひじだけだったが、おそらく左右対称で、右の肘にも何かチャクラが隠されているのだろう。

瞑想といえば仏像などに見られるように、結跏趺坐、それが苦しい場合は半跏趺坐が基本で、姿勢を正しくするには一番だろうが、やはり長時間にわたってこんな格好をしていると、足が痛くなって仕方がない。このごろは横着をして、反発性の良いベッドに寝転んで瞑想をしている。

寝たままというのは、姿勢としては楽なのだが、ともするとそのまま眠ってしまって、目的を達成できないことが多い。別に瞑想中に寝たからと言って有害なこともないようだが、顕在意識は途切れているから、明確に瞑想中に何が起こったのか、何を体感したのかを後で効果を確認することができなくなる。

その解決策として、眼鏡を掛けたまま寝転ぶという方法を思いついた。これは別に度が付いた眼鏡ではなくても、100円ショップに売っているようなちゃちな老眼鏡とかサングラスの類いでも別にかまわない。掛けたままでいると、例えば寝返りを打つと眼鏡が身体から外れて壊れてしまう可能性があるとか、レンズを汚してしまう可能性があるといったことに、無意識にでも反応してしまう。そのため、正しい姿勢を保ったままの状態になりやすいようだ。

もちろん、疲れているときなどはこのテクニックも通用せず、すっかり熟睡してしまうことはあるのだが、意外と姿勢を固定したままだと眠らずに済むことが多く、別に結跏趺坐で瞑想しなくても上手くいく確度が上がるようだ。