ラジオニクスと害虫駆除

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ラジオニクスという技術が確率しはじめたころ、アメリカのオレンジ農園が害虫駆除のためにラジオニクス装置を活用して、遠隔の波動照射で、みごとに農園内に巣食っている害虫を撃退するという効果を上げたという記事を読んだことがある。

本当ならばたいへんな快挙なのだが、自分で実際に特定の波動を自宅をうろつく害虫どもに照射しても、まったくうまくいかないどころか、むしろ逆襲されて、わらわらと個体数が増えているような気さえする。

我が家でとくに困っているのは、アリやクモ、ヤスデ、カメムシのような、窓のすき間からでも平気で室内に入ってくるような虫たちなのだが、正直なところ、ラジオニクス装置、そのほかの秘術的なことがらをいくらつかっても、虫を撲滅するなどの効果まではみられなかった。

それでは、ラジオニクスにまったく効果がないのかといえばそうではない。
適切な、そしてある程度精妙なレートを設定してやれば、特に人間にとっては、ある程度の体感を得せしめることは可能だということは、経験上よくわかっている。
しかし、同じことが虫に対してもいえるかといえば、そうはいかないようなのだ。

どうも最低限、快・不快といったはっきりとした意識がみられるような生き物ではないと、ラジオニクスによるスピリチュアル波動などをいくら照射しても無意味なようだ。
彼らはラジオニクスによる波動があろうがなかろうがかかわりなく、事前にプログラミングされた本能のままにしたがって、餌のありそうな場所をうろつくのであろう。

私は犬や猫は飼っていないのでよくわからないが、犬や猫といった、もっと頭の良い、感情豊かな動物であれば、またラジオニクスを使用すれば違った結果が生まれるのかもしれないのである。