私はけっこう占いに興味をもって、少しずつかじったりもしていたのだが、運命的なことがらが起きる時期を把握したいという目的があるのであれば、たとえば四柱推命のような、東洋系の占いが抜群によいかもしれない。
私はある時点で失業したのだが、その時期には「傷官」という星回りの暗示がはっきりと出ていたし、いわゆる天中殺というものが終わりかけようとしていた時期だったので、まさに仕事上のトラブル、人生の変転というのが、四柱推命のような占いでは出ていたことになる。
西洋占星術でも運勢を見てはみたが、正直なところよくわからなかった。土星がからむとろくなことはない、試練が起きるという程度には何となくわかるのだが、トランジットやプログレスで把握しようとしても、時期的にぴったりと符号するとまではいいきれない感じだったし、それほどまでに強い暗示ということでもなかったようなのだ。
私はどちらかと言えば西洋占星術のほうに当時は興味の方向性が向いていたのだが、この一件があってからは、がぜん四柱推命などの東洋占術のほうにも興味がわいてきた。
別の項目でも書いたが、手相占いなどもあんがいと当たるもので、特に「流年法」というものをマスターすると、未来に何が起きるのかを見渡しやすくなる。
手相が実は人間の一生涯にわたって同じ線のままというわけではなく、途中で変わってしまうこともあるのだということを知ったのも、収穫といえば収穫ではあったのだろう。
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